2026年2月8日日曜日

高速料金の料金所で止まらなくてよくなった

高速料金の料金所で、
止まらなくてよくなった。

ブレーキを踏んで、
窓を開けて、
係の人と一瞬だけ目を合わせる。

そんな流れは、
いつの間にか必要なくなっていた。

今はただ、
スピードを落とさず、
そのまま通り抜ける。

ゲートは開き、
車は止まらず、
流れは途切れない。

便利になったな、と思う。
それもかなり、
実感しやすい便利さだ。

昔は、
少し混んでいるだけで、
料金所の前に列ができた。

エンジン音と、
ブレーキランプと、
ゆっくり進む時間。

今はそれがない。
止まらない。
考える前に、
もう通過している。

楽だし、
助かっている。
それは間違いない。

ただ、
あの一瞬の停止が、
実は、
区切りになっていた気もする。

一般道から高速へ、
日常から移動へ。

今はその境目も、
とても滑らかだ。

高速道路は今日も流れて、
私は止まることなく、
次の場所へ運ばれていく。

便利になった世界は、
こうして、
止まらないことを選び続けている。

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